アンティークショップめぐり
2009年 07月 18日
アウトレットに行った翌日は、いよいよタリータウンへ!
幅が広すぎて湖のように見えるハドソン川に面しています。
中心部はとても小さいのですが、Main St.には古い建物やアンティークショップが並んでいて、ぶらぶら歩くのに最適です。
ミュージックホール。
少し前に、友だちのコレクションを見せてもらってから、アメリカのアンティーク(といっても1950年代以降の、比較的新しい)食器に興味が湧いていた私。オールドパイレックスとかファイヤーキングは日本でも人気がありますが、ここは、そういうものが好きな人にはぴったりの街でもあるのです〜。
で、こちらのブログなどを読んで下調べをし、とても楽しみにして行ったのですが……、
紹介されていたお店、半分以上がなくなっていました(涙)。
いまでも残っていたのは、クラシックな床屋兼アンティークショップ(入らなかったけど)、そしてHank's Alleyはもうすぐ移転ということでセール中、それだけでした……。
それでもまだアンティークショップの多い街であることに変わりないとはいえ、小さなお店の経営は、どんどん厳しくなってきているのかも。
メインストリートから少し入った場所にあるHank's Alley。
中は「がらくた」という言葉を思い出してしまうほど、ごちゃごちゃ、ものがあふれてました。
前日のアウトレット以来買い物づいていた私は、ここで「50年代のオールドパイレックス」と書かれたオーブンウェアの4点セットを発見!
ミルクガラスにブルーの柄のすっきりしたデザインで、これでゼリーやバナナブレッドをつくるのも楽しそう、なんて思い、セール中で値段も手頃だったので、まずはひとつ買ってみますか、と買ってみました。
帰宅して、自分がどんなものを買ったのか(笑)が気になり、ネットで調べてみたのですが……、それらしきものがない!
で、長い長い検索の結果、どうやら、買ったものはオールドパイレックスではなくて70年代のファイヤーキングのオーブンウェアだったことがわかりました。汗。
ネット検索によると、「よくパイレックスとまちがわれるデザイン」とのことでしたが、こんな有名なお店でも、まちがって売ってしまうのか〜! しかも堂々と50'sと書いてあった根拠は何なのでしょう(笑)。
ちなみにこのセット、裏の刻印はないタイプのものでした。
オールドパイレックスでもファイヤーキングでもいいけれど、70年代よりは50年代のもののほうが良かったなぁ〜。
というわけで、最初からいきなり、つまづいた?わけですが、ちょっとアンティークの奥深さも垣間みたというか、これもアンティークならではの面白さなんでしょうね。ま、全然大したことのない値段だったのと、パイレックスかファイヤーキング、どちらであれ、それほど悪い買い物ではなかった(と思う)ので言えることなのでしょうが……(でも最初はショックでした!)。
でも、アメリカにいる間に、この種のアンティーク食器、もうちょっと探してみようっとー。
ちなみに買ったのはこのデザイン。本物のオールドパイレックスのデザインは、私には甘すぎるかもしれません。
この日はミックスグリーンにゆで卵とアンチョビドレッシングのサラダを入れてみました。
ところで、私にとってNJは未踏の地です。補習校はHarrisonというNYCから東へ向かった場所で、Westchesterやコネチカット西部在住の子供が通ってたんだよ。今もあるのかは不明だけど。
そうそう、職人、手仕事、手描きがキーワードのヨーロッパの高級食器と違って、アメリカのは大量生産品なんだけど、それもまた面白そうです。そうそう、Corning、いまでも工場はアメリカにあるのかしらね〜。
そっか、NJが未踏だったとは意外!Bon Joviの印象が強いからねー(笑)。Harrisonはよく聞く地名だけど、いまでも日本人家庭がたくさんある、からhockeyの補習校もまだあるんじゃない? この辺りの地理は疎いんだけどコネチカットも実は近いんだよね。ああ、もっと身軽で車(と免許)があれば……(笑)。