観光した場所の話は後回しにして、、旅の2日目に訪れたナザレの話を。
ここは聖母マリアが神から受胎告知をされたという街です。
マリアの泉を訪れたところ、子どもたちがたくさん遊んでいました。
遠足に来ていたのかな?
P子子より少し小さい8、9歳くらいの子どもたちだと思うのですが、アジア人が珍しいせいか、あっという間にP子、子どもたちに囲まれてしまいました。
元気よく話しかけてくる女の子たちがいて、圧倒されたP子はずるずると後退。どんどん遠くに行ってしまいました。
先生が通訳してくれましたが、ちょっとは英語が話せる子もいたようです。
一番に聞かれたのは名前、そしてアラビア語話せる?という質問。
あとは「お父さんの名前は?」「お母さんの名前は?」というのが多かったそう。
最後はバイバイ、と手を振ってお別れしました。
イスラエルに住んでいるアラブ系の子どもたち。。どんな教育を受けているのかな。
お別れ後の泉は急に静かになって寂しいくらいでした。
***
この日はティベリアからバスで来たのですが、ツアー以外の外国人観光客は少ないようでした。帰りのバスを探していたら、行きにバスが一緒だったドイツ人のおばさん2人組と遭遇。ガイドブックにも書いてある場所で20分以上バスを待ったのですが一向に来ない。そして、地元の人に「ここにはあなたたちのバスは来ない。新市街まで行って乗り換える方がいい」と言われ、おばさん達と一緒に路線バスに乗りました。
で、バスに10分くらい揺られて郊外のバス停に着いた、、と思ったら、夫が車内にサブバッグを忘れるというハプニングが……。
うちの夫、かなり几帳面で用心深いので、私の知る限り、こんな形で忘れ物をしたことはなく、びっくり。夫も、バッグをなくしたことより、忘れ物をしたということに激しくショックを受けていました。
慌ててバスを追いかけるも追いつくはずはなく、中身は若干の貴重品だけだったというので諦めようとも思いましたが、バス停近くに停まっていたタクシーの運転手さんが追いかけてくれるというので、おばさんたちと慌しく別れてタクシーでバスを追いかけました。
郊外のバスターミナル、そしてアラブ人地区に行ってしまったバスになんとか追いつき、バッグは無事に戻ってきてひと安心。そして、もうなりゆきなので、タクシーでそのままティベリアまで送ってもらいました。。。色々の謝礼も込みで、ちょっとした額になりましたが、戻ってきてよかったです。
街中に向かうバスだったら、絶対手元には戻ってこなかったでしょう。。
途中で別れたドイツ人の2人組とは翌日もエルサレム行きのバスが一緒でした。すごい偶然。
ちなみに私達と別れた後、彼女たちはバスを1時間も待ったそうです。お互い大変な一日でした。笑。