土曜日、P子は補習校の後、そのままお友達の家に行くことになり、お迎えは夕方。ということは、朝から8時間以上のフリータイム!
このチャンスは最大限利用しなくてはー、と、リヨンまでランチをしに行ってきました。
ちょうど、夫も仕事がひと山すぎて出かけられるというので、朝、P子を送って、そのままリヨンを目指します。
リヨンはフランス第二の都市。美食の街としても有名です。ジュネーブからは150kmほどで、そう遠くもないのですが、山を超えなくてはならないので、2時間ほどかかります(これが平坦だったらジュネーブはフランス領になっていたのかも……)。
道は空いていましたが、途中から「凍結注意」のサインと濃霧で、やや気をつかいました。しかもかなりの区間が陸橋。リヨンの先にはコートダジュールがあるわけですが、真冬に走るのは、ちょっと怖そう。高速道路のガソリンスタンドではチェーンが売られていました。
ともあれ2時間ほどで無事リヨンに到着。人口50万都市なのでジュネーブより大きいです。
まず目指したのは、ポール・ボキューズ 市場。
ハム、サラミ、パテ類、チーズ、ケーキ、野菜や肉と、目移りしそうな品ぞろえ。
ここでは牡蠣を食べるつもりで来たので、さっそく!
ここにしてみまーす。
牡蠣1ダースとウニを6個。私は今回ドライバーなのでワインは飲みませんでしたが。三陸の牡蠣は美味しかったよねー、なんて話しながらですが、久しぶりの牡蠣を堪能しました。
ちょっとお総菜を買ったら、もう移動の時間。
予約していたのは、Barthaz’ artいう下町のカジュアルなビストロでした。レストランだと服装に気をつかわなきゃだし、時間も気になるし、というので直前にリサーチして予約を入れました。結果的に時間ギリギリのスケジュールだったのでお店を決めておいて正解でした。旧市街は狭い石畳の道を運転〜。
こんな可愛いお店。女子会向けかな。
でもお料理美味しかったです。私の前菜はクロケット。コロッケを想像していたら、ビーフでした、ホクホクのかぶが付け合わせ。ソースがスパイシーで嬉しい。
夫はスープ。
私のメインはタルタル。
マスタードソースが美味。でもお酒なしでは、ちょっと重かった。。
夫はポークのグリル。柔らかく火入れは絶妙でした。
そしてデザートは、私の画像だけですが、エキゾチックモンブラン、という一品。
白いメレンゲのカップの中はパッションフルーツのソース。チュールクッキーはピスタチオフレーバーでした。
全ての料理でソースが凝っているのがさすが、でした。ボリュームたっぷりの郷土料理は、今回見送りましたが、今度はP子も連れて来よう。。。やっぱり夕食を楽しむなら泊りがけで来なきゃ。。。
その後、近くのチョコレート店でお土産を買い、まだ1時間ほどあるので、チェックしていたアジアンスーパーに行こうとしたのですが、カーナビが制御不能となり、路地に入り込んでぐるぐるー@@。10分運転して振り出しに戻る始末だったので、帰ることにしたのですが、帰り道も見つからないー汗。カーナビの不調に加え、どこもかしこも工事中で、曲がれないし、大渋滞だし。町なかを抜けるのに1時間半くらいかかりました。
ともあれ、なんとか帰宅し、夕ごはん。
今日はもうつくらないからね、と、買ってきたお総菜。ついでにボジョレーヌーボーも。
P子が喜ぶかと、卵のゼリー寄せを買ったのですが、それは口に合わなかったらしく。逆に食べないと思ったフォアグラのパテは、クリーミーな味に感動していました。今まで、この手の物には手をつけなかったのに。
いつも土曜日は慌しく、午前中はのんびり座る時間もないほど用事に追われているのですが、この日はたっぷり遊んでいいリフレッシュができました。