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ピーターと狼

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土曜日、たまたま通りかかったオペラ座に、こんな幕がかかってまして、ん、もしやPIERRE ET LE LOUPというのは「ピーターと狼」なのでは?と思って調べたら、その通り。
子ども向きの作品なのです。しかも、この週末にある!
で、早速ネットでチケットを取り、日曜日に家族で出かけて来ました。

この曲、NYで幼児向けの音楽教室に通っていたときに知りました。弦楽器、木管、金管、打楽器とひと通りの音が、それぞれの登場人物を表すのに用いられていて(ピーター、おじいさん、オオカミ、小鳥etc.)、わかりやすく、楽しい曲です。
ディズニーでアニメ化もされており、デビッド・ボウイのナレーションがついている動画で予習してから向かいました。

オペラ座は旧市街にあるのですが、現在工事中のため、中心部からちょっと離れた国連の近くで、仮設の劇場で運営されています。ふだんオペラを観に行く機会もなかなかないので、行くチャンスができてよかった。

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早めに着いたのでドリンクを。シャンパンにしました。

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夫と私は、ちょっときれい目な格好にしたのですが、他のお客さんはかなりカジュアルな人が多くてびっくり。しかも、パンとコーラでご飯にしてるようなグループも多くて、まあ、休日の国連付近なんてカフェも閉まっているので当然なのかもですが、ウィーンのオペラ座のエレガントな感じとは違いすぎて、戸惑いました。。

後で知ったのですが、今回は演奏が大学生のオーケストラだったり、地元の子どもたちが合唱で参加したり、というイベントだったからかもしれません、、。
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会場はこんな風です。
ほぼ満席でした。

休憩なし、トータル1時間のプログラムは、プロコフィエフの「冬のかがり火」という曲とピーターの二本で構成。ナビゲーター役の男性が全編を通じて身ぶりを交えつつ解説し、音楽は半ばBGMのような時もありましたが、子どものコンサート入門としては、これくらいの方が敷居が低くて親しみやすいかもしれません。
フランス語がほとんどわからない私たちには、どんな内容だったのか憶測しかできないのが残念ですが、子どもたちの笑いを誘っている場面もありました。
小学生以下の子どもがたくさん来ていましたが、騒ぐこともほとんどなく、感心。
P子も言葉がわからなくてもステージに集中していました。

会場やオーケストラの演奏が完璧でないとはいえ、生の音楽、やっぱり贅沢だな、と思った夜でした。


コンサートが終わったのは8時半。自宅近くのお店で軽い夕食にしました。
セルビア風のメニューがある店です。
前菜。ザワークラウトがなつかしの味。

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チェバピ(ひき肉料理)。香辛料が効いていました。

P子はカルボナーラ。

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こういうお店のパスタはたいていはずれなのですが、ここのは結構おいしかったです。

金曜日に続き、またもや夜ふかししてしまった週末でした。

by suna-chan | 2017-06-26 23:26 | Days in Geneva | Comments(0)

ブログ開始時はウィーン在住、その後、東京、NY、千葉、仙台と移り住んで、ただいま2度めの千葉生活です。


by suna-chan