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秋田へ 角館&大曲

長い冬が終わり、ようやく東北の観光シーズンがやってきました。
というわけで、このGW前半は、秋田へ。
角館の桜を見るのが当初の目的でした。

仙台から角館までは、車で3時間半くらい? 
東北道を岩手県まで北上してから、秋田道に入ります。

こちらに来るまでは、東北で”一番遠く”なのは青森だと単純に思っていましたが、高速道路や新幹線などの時間で考えると、秋田が一番遠いのでは、と思うようになりました。奥羽山脈は山が深く、いまに至ってもまだ、日本海側は遠いです。それぞれの県も広いしね。

連休中日からの旅行だったこともあり、角館まではスムーズな道のりでした。
いろいろ問題はあったにせよ、いくつも連なるトンネルを越えるとき、大規模公共工事の偉大さをつくづく感じます。
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が……残念! 名物のしだれ桜は、開花まであとちょっと。

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まずは、仙台の友人がここのおしょうゆを愛用しているという、安藤醸造店へ。
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P子は、しょうゆアイスを食べました。香ばしくて美味。

ここは、おしょうゆのほか、味噌、漬け物、ぽん酢などを扱っており、どれも美味しいのですが(味見ができます)、10年もののおしょうゆ(非加熱処理)というのがあり、これが、ふつうのおしょうゆとは一線を画す衝撃の味でした。夫が早速購入しようとしたら、要冷蔵なので、本日帰宅されるお客さまでないと、と言われ、初日は断念。帰宅する日に再び買いに向かったのでした。

本店は試食程度ですが、別館という少し離れたところにあるお店では軽食なども取れるそうです。

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と、いつも通り、花より団子なスタートとなりましたが、その後は武家屋敷が並ぶメインストリートへ。
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はじっこを歩きたがる人。落ちるよ〜。
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武家屋敷を見学しました。『八重の桜』の八重さんの実家はこんなだったのかな。広いです。何人くらい生活していたのでしょう。

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今回強烈に目に焼きついた、ふきのとう。とにかく、あちこち、あふれるように生えていました。高速ののり面でも、道路脇でも、庭のかたすみでも。3個くらいのパックを、値段を気にしながら買っていたのは、そもそも違っていたのだなぁ、と改めて。わっと生えたのをわっと摘んで、たっぷり春を味わうものなのですね。

あと画像がありませんが、ゆかり堂というところでかりんとうをいくつか。
東北のかりんとうは、小枝状ではなく、薄く平たい木の葉の形をしたものが多いようです。
この店のかりんとうは、仙台に引っ越してきた直後に市内のどこかで買って、素朴な味を気に入ったのですが、どこで買ったか思い出せず……。名前を頼りにパソコンにブックマークしていて、この機会に、ということでわざわざお店まで。
夫には、その記憶力がなんでほかに活かせないのか、とよく嘆かれます。私もそう思う……。

角館の近くでは、すでに宿が取れなかったので、少し離れた大曲という街に泊まりました。

大曲は、小さな街ですが、少しは飲食店街もある……。なつかしいような感じがします。
もう少し人が歩いていると活気が出るんだろうけれど、あまり人影は見かけず。

ガイドブックにも出ていたお寿司屋さんで軽く飲みつつ食事をしました。
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大曲名物の納豆汁。納豆はすりつぶしてあるようで、口には当たりません。とろっとして具だくさんで濃厚な汁物、あったまります。

奥の個室に通してもらったのですが、P子、追加の注文にひとりで行きたい、と、靴を履いてカウンターまで向かっていました。そろそろ、おつかいを頼める年齢になったんだろうな。
といっても、いまの家の近くでは、車通りも多いし、信号を渡らないと買い物もできないので、ひとりで出かけさせられないのが、残念。

この日、少し離れた秋田市内では、もう桜が満開だったそうです。去年の岩手・雫石の一本桜もそうでしたが、なかなか、タイミングを合わせるのは難しい…。
by suna-chan | 2013-05-02 19:07 | 2013GW 秋田への旅 | Comments(0)

ブログ開始時はウィーン在住、その後、東京、NY、千葉、仙台と移り住んで、ただいま2度めの千葉生活です。


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