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はるばる来たぜ、のロブスターディナー

夕食は、ホテルのある半島に戻って、海沿いのレストランで取るつもりでいました。

で、夕暮れの道をむかったのですが、カーナビでの運転は実は初めてだった私、曲がる道を一本間違えたところ、re-calculating された道を進んでいったら、なんと、舗装されていない山道に……(汗)。ぐんぐん山を登っていくし、家も街灯も全くないし、だんだん暗くなってくるし、で、本当に進んでいいのか、引き返すとしたらどこで見極めるか、冷や冷やすること20分、、やっと山を越えることができました。対向車もほとんどない田舎道、間違えた時点でUターンしたほうが絶対早かったと思う……。

そんな思いをしてたどりついたのがこちらです。夫がみつけてきたこの店、Anna's Water's Edge Restaurant、ロブスターが美味しいと評判の店だそうです。営業は夏期のみ。

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場所も場所だし、観光シーズンも終わりだから、と予約をしなかったのですが、70人は入りそうな店内は混み合っていて、40分ほど待たされました。

ここも目の前は海でしたが、薄暗いのと足下が悪いので水には触れず。。。
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海辺から店を見るとこんな感じ。テイクアウト用の窓口もあります。日が沈んだ後は肌寒く、羽織るものがないと凍えそうでした。そして蚊が多くてたくさん刺されました……。

ようやく入った店内は活気に満ちていました。暗すぎて写真は撮れませんでしたが、雰囲気を楽しむというよりは、がやがや、わいわい食べる食堂系。クラムやロブスターのフライなどもありましたが、一番オーソドックスと思われるロブスターディナーを。

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ロブスターはぷりぷりで新鮮そのものでした。以前、プリンスエドワード島(PEI=ロブスターの名産地)でロブスターを食べた夫は「PEIと同じくらい新鮮」と太鼓判を押していました。本当に美味しかったです。でもそれ以外は、というと、つけ合わせのコールスローは美味だったけれど、フライドポテトもスープも今ひとつ(笑)。蒸したハマグリも一緒に出てきましたが、これも普通だったかな。。とにかくロブスターがポイントの店でした。

ここのウェイトレスさんは、20~30代くらいの人たちだったのですが、皆さん非常にテキパキしていました。メイン州では、学校の先生が(日本と違って年収が少ないので)夏の間にアルバイトをすることが認められているそうで、彼女たちも学校の先生だったのかも? メニューを取るときの言い方もなんとなく先生っぽかったような……。

私たちが行ったときは、まさにシーズン最後で、昼から夜までの営業はその週限り、翌週(8月末&9月第一週)は前半が休みで、後半は昼のみの営業、レイバーデイ(9月の第一月曜)で営業終了、と黒板に書いてありました。そのスケジュールのタイトルが、"Back to School Schedule"。"Back to School"は、夏の終わりによく使われるフレーズですが、これもまた「やっぱり彼女たちもまた秋から先生やるのかな」なんて思わせる一因になりました(笑)。

店を出たときはもう真っ暗。街灯のない道を10分ほど走るとホテルに無事到着。ちょうど満月の直後で月が美しく、ゴルフコースの上に大きな月が浮かんでいました。おそらく、これまで月を見た記憶のないP子も「あ、おつきさまこんばんは!」と月を指差し、絵本のフレーズを叫んでいました。
どうもP子は「こんばんは」の意味を理解しておらず(よく考えると、確かに幼児には使うチャンスの少ない言葉ですよね)、月=おつきさまこんばんは と思っているフシあり、なのですが、それはさておき、本当にきれいな星月夜でした。
Commented by 1043 at 2010-09-09 02:22 x
うらやましいぃぃぃ、
by suna-chan | 2010-09-08 10:41 | 子連れで旅行 | Comments(1)

ブログ開始時はウィーン在住、その後、東京、NY、千葉、仙台と移り住んで、ただいま2度めの千葉生活です。


by suna-chan