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ハチ公について/犬は神様

テレビで見たニュース。
すぐにリンク切れになるかもですが、国立科学博物館で保管されていた、山犬のはく製とされていたものが、実はニホンオオカミだったと中学生が突きとめた、という内容。
インタビューからニホンオオカミへの愛が伝わってきました。
はく製の顔にどこか愛嬌があります。


先日行った国立科学博物館の常設展ではハチ公のはく製を見てきました。ハチは秋田犬なので結構な大きさ。友人に指摘されて気がつきましたが、渋谷の銅像は柴犬サイズですよね。実物はもっとずっと大きいです。

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で、ちょうどこの直前に読んでいたのが、銅版画家の山本容子さんが書いたこちらの本。

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彼女はルーカス・クラナッハという名前の犬を飼っていたことでも知られていますが(この表紙の絵のモデルがそう)、幼少期からの飼い犬を振り返って書かれたのがこの本です。
時代が違うので、子どもの頃は犬を放して勝手に散歩に行かせていた、などというおおらかなエピソードもあるのですが、その中に野犬、というか野生味が強く残る犬についての記述があって、曰く、その種の犬は、生命線である歯の手入れのために、前脚のどちらかの付け根に硬い毛が生えていて、食後はその毛を噛んで歯磨きというか歯の手入れをする、ということでした。

うちの野生味のない犬にはそんな気配はまるでないのですが、このハチ公には、確か左前脚の裏側に、一か所だけ色が違う硬そうな毛が生えていました。写真を撮らなかったのが悔やまれますが…、上野に行った折には、ハチ公の脚も見てみてください。

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この日は天気予報が大はずれ。雨は降るし寒いし、で、寒かったので靴下を買いました。ハチ公デザインはこの色しかなく、あとはセロトニンの分子構造とか脳とかミジンコとか、ちょっと変わったワンポイントばかりでした。攻めてるな、科博!


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帰りは雨でもアメ横に行き、ちょっと傍に入った「肉の大山」というお店でコロッケやメンチカツを購入。昼間から路上のテーブルで楽しそうに飲んでいる人がたくさんいて驚きました。アメ横ってこういう場所だったのかー。
大山も揚げたてを買って飲めるようになっていました。
私はテイクアウトしてメンチカツを食べましたが、肉が赤身主体で美味しかったです。



# by suna-chan | 2024-02-29 10:00 | Days in Chiba 3 | Comments(4)

ピアノその後

1月の調律中に弦が切れたピアノですが、その後取り寄せた弦につけ直してもらいました。
午後に予定があった日の午前にお願いしたのですが、たった1本の設置と調律に、かかった時間は1時間半。内心焦りながら待ちました。

調律をようやく終えたときは、音は普段どおりに聞こえましたが、調律師さんは「これは、もう今日の夕方には狂います」と断言。
で、私はほぼ弾けないのですが、お出かけ前に鍵盤を鳴らし、6時間ほどした帰宅後にまた鳴らしてみたら、、あ、もうひずんでる!
音が割れて、通りすがりの人が聞いても違和感を感じるレベルの不快さです。

帰宅したP子、それから後日オンラインレッスンに際してピアノの先生にも相談し、調律師さんには「どうしても耐えられない時は呼んでください」と言われたものの、数ヶ月は待たないと弦が落ち着かないとのことで、諦めてその変な音のままピアノのレッスンを続けています。

どうせP子はレッスンの時にしか弾かないんだから、諦めてもらうとするか…というのが私の本音です。

そんなP子ですが、レッスン以外にほぼ練習をしていないので、
「練習ゼロで次のレッスンを受けるっていうのは、本当はやめてほしいんだよねー」と先日つい漏らしたら、
「え、2、3回はやってるよ?」
と本人。
絶対やってない、練習ゼロの週が半分以上、やってもせいぜい1、2回、それも10分くらい、と私は固く信じているのですが、P子の認識は違うようです。
いっそカレンダーに印でもつけるべきか。でももうすぐ高校生の娘にそれはやりすぎですよね。
いや、でも証拠を突きつけたい気分〜。

そんなモヤモヤを抱えつつ、まだしばらくピアノの音はひずんだままです。。





# by suna-chan | 2024-02-26 06:00 | Days in Chiba 3 | Comments(0)

丸餅文化圏

小ネタをひとつ。
今年の我が家のお雑煮は丸餅で、それは山形のふるさと納税返礼品だったのですが、
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あれ、東日本なのになんで丸餅だったのかな、と、心の隅でずっと不思議に思ってました。

先日、上野の国立科学博物館の和食展に行き、見つけたこんな分布図。

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山形だけアップすると、こんな感じ。
なんと、鶴岡、酒田だけ飛び地状態で丸餅!


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北前船のルートだったから? でも新潟は角餅だけど…。
なぜそうなのかの謎解きはまだですが、庄内が丸餅文化圏であることがわかったのはひとつの収穫でした。



# by suna-chan | 2024-02-22 15:00 | Days in Chiba 3 | Comments(2)

球根2024

2月なのに最高気温が22℃まで上がった今週、庭の球根が一気に花開きました。
私は球根の花が一番好きなので、この時期はとってもわくわくします。

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大好きなクロッカス。白や紫も植えてあったはずですが、ほかの色は見当たらず。黄色が一番丈夫なのかな。わんこが掘り返してしまったのかもしれません。
掘り返したといえば、原種のチューリップも植えたのですが、これは土の香りにわんこ、機会あらばとその場所の穴掘りを狙っており、そのせいかまだ芽が出てきません。涙。


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私は植えていないのですがすっかり自生しているスノードロップ。前にここに住んでいた方が植えていたそう。


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この時期、よく土つきで開花目前のヒヤシンスが売っていますが、去年それを買って、開花後に庭に埋めていたもの。ほったらかしでも咲いてくれそう。
庭の花は、選べるときには白か寒色にしていますが、これはうっかりピンクを買った気がする…。でもまあ、いずれにしても楽しみ。

ちなみに水栽培のヒヤシンスは、ここ数年失敗続きで、今年も小ぶりの花が咲いて終わりました。


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多分温度管理の問題。
球根は年明けまで冷蔵庫に入れて冬を擬似体験させるのですが、その期間が少し短かったのではないかと。

でも、ヒヤシンスのあのすっきりした香りをかぐと、小さな花でも十分に春の使者です。


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球根ではありませんが、クリスマスローズも一斉に咲き始めました。可愛い💕


# by suna-chan | 2024-02-22 08:00 | Days in Chiba 3 | Comments(0)

ヤンピョンヘジャンク

コロナ禍と中年太りの時期が重なって、一時期は臨月の頃の体重まで増量してしまった私。3年前、一念発起してレコーディングダイエットを始め、2年かけて10kgほど減量しました。10kgと書くと相当な減量を想像されるかもしれませんが、まあちょっと見た目細くなったかも?という程度で、実はそんなに激ヤセでもなく、さらに言えば、体重がmaxの時ですら、そんなに激太りという感じでもなく。

身体の厚みが増減するので、服は確実にサイズが変わりますが、パッと見や、少し会って話している程度だとあまりわからないように思います。

私の友人にはすごーくほっそりした人もいますが、身長が同じくらいでも体重は20kgくらい違っているのかもしれません。

で、レコーディングダイエットをするにあたって、ダイエットアプリを使い、そこで食事や運動、体重体脂肪率を記録しているのですが(今もやっている)、つい易きに流れて美味しいレシピやお店の情報交換の場にしがち。そこで知り合った人に、関西在住で韓国や台湾に詳しい人がいて、教えてもらったのが東京・新大久保のヤンピョンヘジャンクというお店。
彼女が首都圏在住の娘さんを訪ねる折、よくひとりで食事をする場所だそう。

で、私もひとりで行った折にはここでランチをすると決めて、初めて行ったのが1年前。寒い時期でした。

お店の外観写真などはありませんが、初回はちょっと外で待たされてから中へ。

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メニューはこんな感じ。
モツ系の安い部位を使ったスープとご飯がメインの定食屋さんといった感じです。
友人と新大久保に来るときに行くお店と比べると地味め。
お客さんも韓国から来ている人か在日の人?といった人が多く、韓国語が聞こえて異国情緒がありました。

で、そのネット上の友人のおすすめは、ここの一番人気のネジャンタンというものだったので、それを注文。

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こんな風にぐつぐつ煮立ったものがやってきます。


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ぐつぐつがおさまると、こんな感じ。
ネジャンタンとは牛の内蔵(ハチノス、センマイ、ミノなど)を下処理して煮込んだスープだそうですが、ここのは臭みなどなく本当に美味しかった。で、2つ上の画像の右側に、切れていますが透明な液体の入った小皿があって、この液体の使い方がわからなかったのですが、その友人に後ほど尋ねたところ、ホルモン類につけて味変させながら食べるのだそうです。

なるほど!

で、お店のメニューには人気トップ3に印がついていたので、3回くらいなら軽く行けるだろうと。

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2回目は5月ごろ?
2番目に人気のピョダギヘジャンクを注文。
これは豚の背骨を煮込んだスープでした。
赤いけれど辛くはなかった記憶です。
2番人気というけれど…、これまでに豚の背骨なんて食べた記憶ない!
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骨をしゃぶって食べるのでしょうが、味はここのスープは間違いなく美味しくのですが、ちょっと不慣れすぎて食べにくかったです。これが人気ってことは、お客さんは韓国の人ですよね…。

で、その後はゆっくり行く機会がなくて、ようやく今年に入って再再訪。

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人気3位のカルビウゴジタン。
ウゴジとは、白菜の固い外葉をゆでて乾燥させた干し野菜。これがとろとろに煮込んであります。優しい味でした。

とりあえず1年かかりましたが、上位3つのメニューは制覇。
次にいったら、またネジャンタンをリピートするか、ほかのメニューにするか、今から楽しい悩みです。








# by suna-chan | 2024-02-19 10:00 | Days in Chiba 3 | Comments(2)

ブログ開始時はウィーン在住、その後、東京、NY、千葉、仙台と移り住んで、ただいま2度めの千葉生活です。


by suna-chan