UPPER BREASTSIDE
2008年 07月 23日
店に入ると、レジカウンターと、商品が少々並べられているだけで、「あれ、これだけ?」という感じ。しかし、実はカウンターの横にあるカーテンのむこうに、ストックルームのような空間があります。結構広くて、ここがお店のメインスペース。
お客さんは、ここでトップスを脱いでサイズを測ってもらったり、服を試着したりできるのですが、個別のブースはなく、店員さんも複数人が仕事していて、まるでスポーツクラブの脱衣所のよう。みんな堂々と脱いでるし(笑)。日本だったら、お客さん同士目を伏せて、ほかの人を見なかったことにしそうですが、ここはそうでもなく、授乳用ブラを試着していたら、別の客を担当していた店員さんに「ほら、彼女がいま着けてるのがこれね」と指さされ、見本にされてしまったりもしました。
私が行ったときは結構混んでいて、ほかに、7月に出産したての人が数人、3ヵ月くらいの人が私のほかにもう1人(そこの赤ちゃんは、べビよりずっと小さかった…。いつも"Big Girl!"と言われるべビです。頭が大きいせいで実際以上に大きく見られているかな、汗)。
2週間前に出産したという女性は、すでにもうほっそり! 彼女を担当していた貫禄ある店員さん、「これで産後2週間なんて信じられないわ〜。見てよ、このおなか!(と店内に響く大声で) もう元通りになってる! あ、私は元からおなかは平らじゃないけどね(大笑)」
……とまあ、こんな感じの雰囲気です(笑)。
そういうわけで、好き嫌いははっきりわかれると思いますが、商品の説明(とお店のポリシー?)を聞けるので、説明されるのが好きな私としてはよかったです。
ここは、ワイヤー入りは推奨せず、授乳カバーもおすすめしないのだそう(=どちらも売っていない)。
これまで別の店で買ったブラのサイズがどうしても合わず、といってアメリカのサイズはよくわからないので、きちんと測ってもらいたいなーと思っていたのですが、測定は的確でした。これまで使っていたのとは全然違うサイズ(アンダーもカップも)を勧められました……ほんと下着ってそうなりがち〜。ただでさえ体型が崩れたのだから、下着くらいはきちんとしたのを選ばなきゃ、ですよね(汗)。行ってよかったです。
ちなみに、購入したのはドイツ製で、帰宅後に箱を見たら日本と同じ表記法でサイズが表示されていました。産前と同じサイズで「なぁんだ〜」と思ってしまいました(笑)。
■UPPER BREASTSIDE
135 W 70th St. #1L
New York, NY 10023
tel; 212-873-2653
http://www.upperbreastside.com/
この店は、日本人で育児中の友人から教えてもらいました。そうそう、ヨーロッパにはよくありそうだけど、接客態度はもっとフレンドリーです(笑)。べビはずっとニコニコしていて、店員さんたちに可愛がってもらってました♪
公園でビキニっていうのも日本人としては目のやり場に困る〜。ほんと、恥ずかしがるポイントって文化によって違うのが面白いね。
ほかの人の前で脱いで試着って、こちらのセール会場なんかでもあるらしいです。行ってみる?(笑)
ちょうど昨日のネットニュースで、「女性の95%がまちがったサイズの下着を着用」というのがあって、やっぱり〜と思ってしまいました。この記事にもあったけど、たいていはアンダー大きめ、カップ小さめのサイズを着ているのだとか。だから、きちんと測ってもらうとサイズアップする人が多いんじゃないかな〜。