クレーン事故の後で
2008年 04月 03日
3月半ば、ミッドタウンで起きたクレーン事故。
マンションの建設現場から巨大クレーンが転落して近隣の建物を破壊、作業員やアパートの住民など7人がなくなりました。
ウィーンと違って、マンハッタンは建物のscrap & build が多いように感じますが、その一方で、事故も多い。。。私たちが来た昨年夏以降も、旧ドイチェバンクのビル火災、(これは建設現場の事故ではないけれど)窓ふき用のゴンドラ転落、そして今回の事故と、大きく報じられた事故がいくつもあります。クレ—ン事故が起きたビルは、かなり劣悪な状況で工事を進めていたようですが、防げるはずの事故が起きてしまった背景には、採算重視、移民などの労働者の安全軽視があったのでは……と感じさせられます。
事故の数日後、雨が降る午後に現場近くを通りかかったら、まだ大規模な復旧活動中でものものしい雰囲気。そんななか、近くのカフェがこんな張り紙を出していました。
ちょっと温かい気持ちになったので、写真を1枚。
でも、こんなサービスがあるとは心あたたまるね。
今回の事故、かなりありえないようなお話で、、亡くなった人たちが本当にお気の毒です。その後雨も降ったりしたので、このサービスで温まったレスキュー隊員の人も結構多かったんじゃないのかな。
すみません! 日本の民放などでも報道されていたようですが、そんな広く知られたニュースじゃなかったですね(汗)。
励ましのお言葉、どうもありがとうございました。立ち会い出産、とても満足しています。その話もまた近いうちにご報告しますね!
人が亡くなると大きく報道されるけれど、小さな事故はあちこちで起きてるのかもしれないね。子どものころ、電柱の上から落ちてきたボルトが頭に命中したことがあって(汗)、大したけがはなかったけれど、工事現場の近くを通るときはつい注意してしまいます。。