cafe Sabarsky
2008年 01月 06日
いまは、アッパーイーストの美術館ノイエ・ギャラリー Neue Galerieで観ることができます。
ナチス・ドイツがオーストリアを占領していた時代に、ユダヤ人資産家から没収され、戦後はオーストリア国家が所有していた作品ですが、長い裁判の後で、その資産家の遺族に返却→オークションで約160億円という高額で売却されたのは2006年のこと。
……というわけで、また観に行こう、と思いつつ、今回入ったのは、ギャラリーのほうではなくて、併設のカフェ・ザバルスキー。花より団子……(汗)。
ウィーン風のカフェが評判のお店です。
確かに店内は、ウィーンのカフェそのもの! 板張りの落ち着いた店内、板に挟まれた新聞(しかもDie Presseがあった……)、マーブルのテーブルに優雅な曲線の椅子。なつかし〜い!!
ケーキもたくさん並んでいたのですが、この日は食事を。
夫が注文したグラーシュと、私のオーダー、グリルしたソーセージにザワークラウト&ポテトを添えたもの。
味のほうは、普通のパプリカ入りスープとソーセージといった感じ、ザワークラウトもマイルドな味で、ちょっと拍子抜け。まあこんなものでしょうか。
いまはカロリーを控えているので、ケーキは残念ながらパス……。ウィーン風の濃厚なケーキだったらすっごく食べたいんだけどな〜。
寒い時期、またこの辺りを散策する機会があったら、メランジェ(ウィーン風コーヒー)&ケーキでお茶したいものです。
私の印象では、ニューヨークの街並みって、ロンドンにもパリにも似ていなくて、実はウィーンにとてもよく似ている気がするのですが、この二都市に在住経験をおもちの砂ちゃんさんのご意見はいかがでしょうか? (もしかしたら、アムステルダムがいちばん似てるのかな? 元々はニューアムステルダムだし。私はアムステルダムに行ったことがないので想像にすぎませんが)
「ウィーン風の濃厚なケーキ」も気になるなあ。今度オススメのウィーンケーキを教えてくださいな!
確かに、アッパーイーストサイドやソーホーの雰囲気は、どこが、というのではないけれどウィーンに似ていますね! ウィーンにはレンガ造りの建物がほとんどないので、レンガ造りのアパートが多いミッドタウンはアムスに近い気がします〜。そう考えると街歩きが楽しくなりますね♪
おかえりなさーい&今年もどうぞよろしく!
クリムトの絵がここにあるなんて、私もこちらに来てから知りました。誰が所有者でもいいけれど、やっぱり名画は社会の公共財として公開してほしいよね。
グラーシュはたぶんもともとはハンガリー料理だけど、オーストリア=ハンガリー帝国時代の名残りか、オーストリア料理ということにもなってます。トマトが入ってないので、ビーフシチューほど甘くなく、辛くない唐辛子の匂いがして美味しいよ〜。日本ではあまり食べられる店を知らないけれど、ファミレスにも、冬のフェアなんかでメニューに出るかもね!
ウィーンのケーキもいろいろあるけど、やっぱりチョコレートものは押さえないと!って感じかな〜。横の「2006ウィーンへの旅」でケーキ写真を載せてあるので画像と一緒にチェックしてね。トリュフを挟んだチョコレートケーキとか、ぜったいしろさん好みだと思う!!
わわ、レスつけ忘れてた! ごめ〜ん!! 読み返してみたら、ケーキちょっとしか紹介してなかったね。別ブログで書いたか、HPで書いたかも……。トプフェン、美味しいよ〜。どこかで見つけたら食べてみて!