Holiday Tip
2007年 12月 21日
事前に友だちにリサーチした結果、お金だけじゃなく、カードに現金を添える形で手渡しする、というのが一般的なスタイルのよう。それも、クリスマス前に渡すのが望ましい、とのこと。
というわけで先日、宗教色のないカードを買ってきて、部屋番号、それに夫と私が一言ずつメッセージを書き、お金を入れて封をしました。が、どうやって渡していいのかわからない。
「"Happy Holidays!"って言いながら渡せばいいのよ〜」というアドバイスをもらって、休暇目前の今日の午後、ようやく封筒の束を持って玄関ロビーに向かいました。
まずはドアマンに、ほかのスタッフも呼んでもらうようお願いしたところ、無線でパッと館内連絡。やがてやってきたのは……、あ、この人たちもいたんだった!(汗)と思わず焦る、予想外の人たち。
聞けば、この建物で働くスタッフは、14人だそうです。……いや〜ん、そんなにいるとは知らなかった!
多めに封筒を持って行ったとはいえ、足りなくなったらどうしよう、と一瞬ひやっとしましたが、シフト勤務の人たちもいるので、とりあえずは大丈夫でした。追加で封筒をつくらなくては〜。
ともあれ、握手をし、ついでにお名前もうかがって、「よいクリスマスを」「よい新年を」とあいさつを交わすのは、悪いものではないですね。あまり愛想のない人も、今日は非常ににこやかだったし。
いつもあいさつしているひとりに、ひょっとして……と思い「ご出身は?」と聞いてみたところ、アルバニアとのことでした。そうでしたか〜! 以前、夫の仕事の都合で、旧ユーゴスラビアによく足を運ぶ機会があったのですが、その印象で、この人もあの辺りの出自じゃないかな〜と思っていたのです。アルバニアは行ったことがないけれど、バルカン半島の人には、なんとなく親しみを覚えてしまうので、ちょっと嬉しかったです。
でも、これを機会にお話したりできそうなのはいいねー。
何はともあれ、とりあえずは封筒の数が足りてよかったね!
アパートのドアマンって「管理人さん」みたいな人?
サービススタッフはマンションお掃除してくれる人たちかしら?
そんな習慣があったら、大戸数のアパートで働いている人は、この時期かなり儲かるね(爆)♪
エゲレスでもポーターさんつきのフラット(米語で言うアパート)には、やっぱり心づけを渡すらしい。最初はめんどくさいかもしれないけど、やっぱりこういうちょっとした気遣いで生活がスムーズに行くものなんだろうね。
知らない習慣、まだいろいろあるかも、です。こういうのって難しいよね〜。
ドアマンは、不審者の入居をチェックする警備員みたいな感じ? サービススタッフは、共有スペースの掃除をしてくれる人から、宅配便やクリーニングを預かってくれる人、ちょっとした修理に来てくれる人などさまざまです。
やっぱり所得格差が大きいところだから、チップみたいな習慣があるんだろうね。。彼らにとっては、ちょっとしたお年玉かボーナスみたいなものなんじゃないかな??
そうそう、同じアパートの人たちは、家事をしてくれる人を雇っていたりするのに、私はお手伝いさんたちに混ざって洗濯をしているという……そんなアパート暮らしですわ(笑)。イギリスにもポーターさんつきのアパートっていうのがあるんだね。……ちなみに、今日(金曜日)は早々に仕事を切り上げてしまう人が多いようで、一部の人にはチップを渡せませんでした〜。失敗!!