ソースカップを持つ牛
2007年 12月 13日
今回のお目当ては、「ソースカップを持つ牛」に会いに行くことでした。
昔、新聞の美術欄でこの牛の写真を見て以来、どうしても実物を見たかったのです。とはいえ、メトロポリタン美術館にあるというのは覚えていたものの、それ以外の記憶はあいまい。。。秋にも1度来たのですが、そのときはエジプト文明のコーナーを回ってそれらしきものが見当たらず、「エジプトじゃなくてメソポタミア文明だったっけ??」と思いながらの2回目。
今度は見つけました!
やっぱり、メソポタミアの出土品でした(知識のなさを露呈するようでお恥ずかしい……)。銀器で、いまからおよそ5000年前に作られたものだそう。
牛が、いい顔をしています。モノクロの写真しか知らなかったので、実物は文字通り輝いて見えました。衣服の模様も繊細……。なんともいえず、実際に使ってみたくなる器です。
この牛の前でたっぷりと時間をすごし、後はメソポタミア美術、その並びのヨーロッパ近代絵画まで見て、その日の鑑賞は終了。
メトロポリタン美術館には95ドルの年間会員券があり、1回20ドル(任意)なので5回通えば元が取れる計算になります。たしかに、1回では全部は見られないので何回か通えればベスト。でも先のことはわからないので、とりあえずは毎回入場料を払う形で何回か行ってみようと思っています。まだほかの美術館にも足を踏み入れていないので、そちらも行ってみたいものです。
もしNYCに行けるなら、MOMAに一週間通うかなぁ~(そこでのお買い物も含めて)。
短い自由時間にメトロポリタンに行きました。
時間が短かったので、見たかった絵の前で、時間の許す限り座ってました。
楽しい思い出です。
「いいもの」が沢山見られるチャンスを生かして、沢山見てくださいね。
砂ちゃんが羨ましいです。はい。(^^)
たくさんの展示品があると、どう観ようか迷ってしまいますが、好きな絵の前でたっぷり時間を割くなんて、思い切りがいいですね〜。
気がつけば、東京の美術館にはほとんど足を運んでいませんでした。KANAKANAさんも、東京のいいもの、いろいろご覧になってくださいね!