イタリアオペラ2本
2007年 11月 08日
リンカーンセンターのシティオペラで最初に見たのが、「カヴァッレリア・ルスティカーナ」と「道化師」の2本立て。どちらも1時間ちょっとの短いオペラで、この2本をまとめて上演することも多いそうですが、これまで観る機会がありませんでした。
出かけたのは日曜日のマチネ。
割とお客さんも多かったです。この日は、無性に食欲が湧いていたので、観劇前に、ホールでサンドイッチを購入♪ ミルク生地の柔らかいパンにハム(あ、妊婦の禁止食品。。汗)などが挟んであるもの。高校時代の放課後のおやつを思い出すような、なつかしい味でした。
で、オペラですが、タイトルは聞いたことがなくても、「カヴァッレリア…」のテノールのアリア、そして「道化師」の「衣装をつけろ」というやはりテノールのアリアは、CMやドラマなどで聞いたことがある人が多いかも。どちらも”不倫もの”、と言ってしまっては身もふたもありませんが、道ならぬ恋をめぐる悲劇がテーマのオペラです。
シティオペラのセットは、簡素ながら、ウィーンのフォルクスオーパーよりは凝っている印象。肝心の2つのアリアですが、前者のほうは、オーケストラと合ってもいなければ、私でもわかるくらいに音程を外してしまってもいて、ちょっと痛々しかった。。。。カーテンコールの際に、この主役は、共演者から肩を叩かれていたので、「やっぱり……」と。難しい曲なのかもしれませんが、ウィーンではこんな外し方は聴いたことがなかったので(プラハではありました、が、ハンサムな歌い手&若い観光客が多かったので、ブーイングも受けずに拍手喝采を受けてました、笑)、歌い手のレベルはやっぱりウィーンのほうが高いの……かな。
ともあれ、そんなこともあるから、生は面白いんですけどね。
ハプニングや失敗は生では付き物だよね。
ところで、ハムって妊婦さんは食べたらダメなの!?しょっぱいからかしら?
あ、さすが〜、オペラにも詳しいんだね。確かに、日本ではあまり上演されないかも。。。
ハムは、塩分じゃなくて、「ぬるい&生の肉では、食中毒の恐れがあるから」というのが理由だそうです。ホットドッグなども、ぬるくなったら再加熱して殺菌しないとダメ、ハムサラダとかツナサラダもNGなんだよね。これだと、デリとかテイクアウトで食べられるものがほとんどなくなっちゃうんだけど。。。