シンデレラはシンデレラでも……
2007年 11月 04日
これもまた、リンカーンセンター内、メトロポリタンオペラの隣にあります。
ぐっと冷え込んできたNY、日中の気温も10度くらい? 薄手のウールのコートでは、ちょっと物足りないくらいでした。
ところで、、今日の「シンデレラ」は、てっきりロッシーニの「チェネレントラ La Cenerentola」(→イタリア語)だと思っていた私たち。会場でプログラムをもらってみると、、、あれ?? 「Cendrillon」になっている?(汗) ……同じシンデレラでも、こちらはフランス語、Massenetという作曲者の作品でした!! チケットを買うときに、きちんと見てなかったのが原因です〜。ロッシーニのバージョンは、魔法使い(妖精)などは出てこず、大人でも楽しめそうな感じだったのですが、こちらは妖精が出てきて魔法をかけ、ガラスの靴をはいて舞踏会へ……、というおなじみのストーリー。どうりで、子ども連れの観客が多いはず。
実際、子どもを多分に意識した演出で、セットもポップだし、ダンスもミュージカルっぽかったり。お妃の座を争う女性たちが、アイロン掛けや料理などのうまさをアクロバティックに表現する場面もあり(皿回しをしたり、開脚したり)、会場は大受けだったけれど、「お妃候補がお皿洗う〜?」と思ってしまった私には全然。正直なところ、そもそも違うものを期待していたので、がっかりして帰宅したのでした。安い席だったのがせめてもの救い。。。以後気をつけよう。
シティオペラはこれが2回目。前回はイタリアオペラの2本立て(っていうのかな?)を見たので、まとめてオペラ3本の感想を書くつもりだったのですが、、、なにせ今回がイタリアオペラじゃなかったもので、その話はまた改めて。
私は、コンサートじゃなくてCDを買った時に、プッチーニを買ったつもりで同名のオペラでマスネ作曲のを買っちゃった事がありましたよ。
次の機会に雪辱できると良いですね!
私もウィーンに行くまではオペラとは全く無縁でした(笑)。演目はドイツ語やイタリア語が多いけど、英語の字幕もついてるよ〜。
オペラシーズンは秋から初夏にかけてなので、来るとしたらやっぱり冬?! しっかりチケット取りますよ♪