人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ニューヨークでアパート探し(1)

到着翌日から始まった、アパート探し。
日系の不動産会社を会社から紹介され、指定された時間に待ち合わせ。事前の希望としては、家賃と間取り(1ベッドルーム、日本でいう1LDK)、住みたいエリアをいくつか伝えていたのだけれど、「xx地区とxx地区は通勤に不便なので除外しました」とあっさり言われ、その後は拉致されたかのように物件を見て回らされることに……。
時差ぼけも残っているなか、30分刻みでのスケジュールは正直つらかったです。 しかも休憩も全く入らず、私は貧血気味になってしまい、結局、6件あったうち最後の物件は下見をキャンセルすることに。

さて、見た物件は基本、比較的新しい”高級アパートメント(の安い部屋)”。←私にとって”高級”という意味で、上には上があるNY、ゴージャスな物件はもっともっとありますが。
最初、ニューヨークに住むと決まったときには、古いレンガ造りのタウンハウスに憧れたのですが……。マンハッタンでは、ちょっと無理でした。

意外だったのは、再開発が続くマンハッタンではアパートも建設ラッシュで、築2〜5年といった物件も多いこと。戦前からの古い物件も面白そうだったのですが、結局、機能優先で、新しいアパートがターゲットになりました。

アパートのゴージャスなロビーで建物の管理会社の人と会い、部屋、共有のランドリー(部屋に洗濯機がついている物件は少なく、たいがいアパートのなかにランドリールームがあります)やジム、屋上などを見せてもらいました。日本と違うのは、どのアパートにも、管理会社の事務所が入っていること。家賃は高いと聞いていたけれど、確かにアパートに足を踏み入れてみると、狭いのにこの値段かぁ、、と改めて実感!

ニューヨークでアパート探し(1)_d0034609_0185914.jpg

ニューヨークでアパート探し(1)_d0034609_0193363.jpg

ニューヨークでアパート探し(1)_d0034609_02486.jpg


回った物件の一例。屋上はけっこうどこも魅力的!(後でカメラをチェックしたら、なぜか屋上の写真ばっかりだった。。)


その割高感を緩和する目的なのか、ジムやラウンジを充実させて付加価値をアップさせている物件もちらほらと……。例えば、あるアパートのラウンジは、つねに8〜10種類のフレッシュジュースが飲み放題、朝はマフィンなどの軽食サービスあり、で、プールバーや本格的ミニシアターも併設(定期的な上映会もあるし、予約をすれば、貸し切り状態で好きなDVDも見られるらしい)。はたまた別のところでは、ジムにスタジオがあって、ヨガなどのクラスもあったり、バーベキュースペースがあったり。
でも実際は、マフィンの朝食も毎日はちょっと。。。だし(20代のころだったら大喜びだったでしょうが)、バーベキューもあまりしそうにない、かなぁ。


疲れ果ててその日は5件の物件だけで終わったけれど、翌日も同様の下見が続きました。スケジュールに9件もアポが入っていたのは驚き。。。特に私たちは、2年前に東京でアパート探しをしたときは、たった3件しか見ないで決めたような性格だからかもしれないけれど、でも、どうせ1カ所にしか住まないのに、そんなにたくさん見てもねぇ。
それに、新しい物件の1ベッドルームというと、どこも似たり寄ったりなのも事実。

というわけで、10件も見たところで、残りの下見はキャンセルし、私たちはさっさと物件を決めてしまいました。家探し、2日で終了!
「3週間くらい、じっくり見ていいんだよ」と、夫は会社の人から言われたそうですが、こんなハイペースの家探し、そう長期間は続けられません~。

決めたのは、通勤がしやすく、割と緑が多い住宅街の物件。場所はミッドタウンイーストになります。
最近はハーレムのほうまで再開発が進んでいるということで、アッパーイーストに近いハーレム地区にも魅力的な物件があったり、イーストリバーを見下ろせる広々した物件などにもひかれたのですが、通勤は日々のことなので、最後は立地がポイントになりました。
私にとっても、どこにでも行きやすい便利な場所かな、という印象です。
by suna-chan | 2007-10-03 00:17 | Days in New York | Comments(0)

ブログ開始時はウィーン在住、その後、東京、NY、千葉、仙台と移り住んで、ただいま2度めの千葉生活です。


by suna-chan