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「FUTON」中島京子

先日、帰り道で本屋に立ち寄り、月刊誌と小説をいくつか購入して帰ったところ、夫も同じ雑誌、そして、同じ作者の別の小説を買ってくる! という偶然がありました。

本まで同じじゃなくてよかった。
その2冊の本の著者は中島京子さん。で2冊のうち、この週末に読んだのが、彼女のデビュ−作「FUTON」です。

この本がベースにしている、田山花袋の「蒲団」は読んでいないのですが、時代は現代、場所は東京のある街を軸に、蒲団のその後の物語や、日本文学の研究者である米国人男性の現在、老人の記憶にある第二次大戦前後のエピソード、、と、いくつものストーリーが重層的に交錯する、読み応えのある本でした。
Commented by hockey at 2006-11-06 19:26 x
さすが本好きご夫婦だわ(笑)。本屋に行っても、本を全く買わず、文房具ばっかり買ってる(泣)。この間、こちらの小6が読んでいる小説を紹介されたので、それを買おうかなぁ、と思っているところ。小学生の小説と言っても、エイゴだからなぁ~読めるかなぁ~(○田○子が聞いたら、カミナリが落ちるね!)
Commented by suna-chan at 2006-11-07 02:15
日本の本屋は、英国に比べると文房具の品揃えがいまいちだからね(笑)。小学生レベルの小説、くだけた表現が多いと、逆に難しかったりするんだよね〜。でも、hockeyなら子供時代から英語の本を読んでるんだから大丈夫でしょ?!
by suna-chan | 2006-11-05 01:02 | Comments(2)

ブログ開始時はウィーン在住、その後、東京、NY、千葉、仙台と移り住んで、ただいま2度めの千葉生活です。


by suna-chan