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ブログ開始時はウィーン在住、その後、東京、NY、千葉、仙台と移り住んで、ただいま2度めの千葉生活です。


by suna-chan
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国連見学

国連内部は、夫のアシスタントをしている女性に案内してもらいました。
おとなしい、ちょっとトリンドル玲奈ちゃんとかに似た、かわいらしい感じのイタリア人女性です。英語で解説してもらいました。
ちょうど、夫の古くからの知り合いで、いまは日本の某大学でドイツ語を教えているWさんが出張の途中にジュネーブに来てくれたので、一緒に見学ー。

観光客はふだんより少なかったです。

ここは、国際連盟時代の中心で、今は国連の本部はニューヨークに移りましたが、人道や人権保護、平和活動に関する会議や機関は、今も多くがジュネーブにあります。
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と、図書館を歩いていたら、アシスタントさんの知り合いという司書の男性が、特別に、図書館ツアーを申し出てくれました!

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Wさんは、ふだんの相手が大学生とはいえ、教えるプロなので、適度に通訳もしてくれました。
ここの図書館は、ロックフェラー家の寄付で1920年に創設され、その額は、現在の紙幣価値に換算して40億ドルだったとか! 蔵書を総延長した距離は45kmにも及ぶそうです。

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国連議事録は、安保理など重要な会議に関しては公用6ヶ国語で作成されており、

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加盟国の法律書はすべて網羅されているそう。フランスの古い法律書を見せてもらいました。 ナポレオン法典?で、法律書は部分改定も含め、これ以降のものは全部そろっているそうです。

とにかく、無数の資料が細かく分類、整理整頓されているのが圧巻でした。
閲覧室に新聞があり、甥っ子が「新聞も全部残しているんですか?」と聞いたところ、主要紙は創刊号から保存してある、と、またまた驚きの答えで、それも見せてもらいました。

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ドイツ語の新聞は、例えばこの辺り。


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書架には各国から寄贈された美術品も多々あり、上の額は1899年にハーグで開かれた万国平和会議の記念写真で、参加者のサインが。
私は読めない&知らなかったのですが(すみません勉強不足、汗)、Wさんが「あー、林董(ただす)のサインがありますねぇ」と感慨深そうでした。

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被ばくいちょう。昨年植樹されました。

見学後は国連内のカフェテリアで昼食をとりました。
想像していた以上に充実の見学でした。

















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Commented by KANAKANA at 2017-08-11 07:49 x
素晴らしい図書館ですね。
こういった、歴史や文化を残すことに、お金持ちが私費で対処し社会に還元する。
還元された社会も、それらを大切に維持する。
こういう文化が日本にはかけて居ると思うのですよ。
言い方は変ですが「高貴の身分は義務を伴う」というか、成功者には社会に還元するという基本的な精神があると思います。
図書館に関する考え方も、日本の現状は余りに陳腐で情けなくなります。
こう言った欧米の精神は見習いたいものですね。
Commented by suna-chan at 2017-08-11 23:17
>KANAKANAさま
これだけの規模の図書館が個人の寄付でできている、というのにまずは驚きますよね。ここは外交官など限られた人しかアクセスできない図書館ですが、こうして収集しておくことで社会の共有財産になるわけでスケールの大きさに感心しました。
日本は拝金主義、利己主義の傾向が強まっている気がしますが、資産家が利益を独占するのではなく社会に還元していく日は来るでしょうか。社会の階層化、子どもの貧困など、政治ではなく志と財力をもった個人の力で改善できる問題、いっぱいあるなと思います。
by suna-chan | 2017-08-08 06:45 | 2017夏 P子のいとこ呼び寄せ | Comments(2)