白神山地をめざして
2013年 09月 01日
気を取り直して書き直しますと、
今回の旅行、旅の目的は、秋田と青森の県境に広がる白神山地を訪ねることでした。
しかし、白神は仙台からかなり遠い。がんばれば1日で行けますが、車で9時間くらいかかります。
で、今回は秋田道経由にし、秋田で1泊してから、白神の十二湖に行く、というプランにしました。
P子は、旅行直前に手足口病にかかり、白神に着いてからも高熱を出してしまったりと終始不調で、ちょっとかわいそうな旅になってしまいました。でも、こんなところに行けるのも仙台に住んでいる間だけなので……。
秋田では、本当は男鹿半島に泊まって海の幸が堪能できそうだったのですが、男鹿半島=ナマハゲの郷でもあり、P子の大反対にあって断念。ドライブコースのあちこちに巨大なナマハゲ像が立っていそうだったし、宿の入り口や廊下なんかにナマハゲがいた日には大変なことになってしまいますから……。
で、能代にほど近い、森岳温泉というところの宿になりました。能代までは仙台から休憩を入れて7時間くらい。小さな温泉郷でした。
長旅の楽しみは道の駅めぐりなのですが、このあたりの道の駅は華やかさがほとんどなくて、地味に地元の野菜を売っている印象でした。なすやトマト、美味しそうだったけれど、まだ旅が続くのでは買えない。。。
友人が新聞でエコバッグをつくっているので、こんなものが目に留まりました。
森岳近くの道の駅で。小ぶりでかわいい。50円。
2日目は能代を通過して青森県に入ります。
能代の中心部はびっくりするほどのシャッターストリートでした。こんな景色がかなり長く続きます。交差している大通りも同じく。
途中で小さな海水浴場に立ち寄りました。磯も砂浜もある海岸。
P子、海で遊んだ記憶はないそうで(確かに2歳半で帰国後は皆無)、ちょっと怖がっていましたが、貝がらを拾って喜んでいました。
ちょろちょろと泳いでいるのは、多分ハタハタです。
遊んだ後は海の家で一休み。
P子はいちご味のかき氷を、大人たちはイカの一夜干しを。
この辺りはイカがよく獲れるそう。秋田出身の知り合いから、ぜひ食べてみて、と勧められていたのですが、本当にふんわり肉厚で美味しかった!
隣のテーブルで涼んでいたおじさんの話だと、夜のイカ釣りは電気代がかさむそうで(一晩で40万円だとか)、最近はやらなくなった、とのことでした。そういえば遠い昔、福井に住んでいたころも、夜の越前海岸はイカ釣り船の漁り火で明るかったのですが、、、あの景色は遠い昔なのですかね。
そんなふうに、夏を楽しみながら、青森県に入っていったのでした。