友だちと3
2010年 10月 13日
建物はpre-warと呼ばれる、第二次大戦前に建てられた古い家。天井が高く、壁や天井にも装飾が施されています。階段を少し登って玄関、リビング、ダイニング、これはリビングの暖炉の前で。
NY赴任が決まったとき、尊敬するポール・オースターがブルックリンのタウンハウスに住んでいるという理由で、「私も〜」と思ったものでしたが、外国人がいきなり住めるような物件ではありません。なので今でもやっぱり憧れ。
2歳2ヵ月のMちゃんは、少し会わない間におしゃべりが上手になっていました。
MちゃんとP子、ブランクを感じさせない仲よしぶりで、一緒に階段を上り下りしたり、マットレスの上でジャンプをしたり。
ランチはベランダで。テイクアウトのピザ、いちごなど。
Mちゃん&シッターさんとは、P子がまだ0歳のころからのおつきあい。シッターさん、インド系なのですが、彼女自身は南米はガイアナ出身の移民6世。とても働き者で気がつく人なのですが、妹や弟の世話をして8歳から家族のごはんをつくり、10歳で庭の果物をケーキにして売ってきた、という経歴、今回初めて詳しく聞くことができました。刺激的で面白く、私もがんばろう、という気にさせてくれる半生記でした。
レモンケーキと、彼女の庭で収穫したという2種類の唐辛子をおみやげにもらっておいとましたのですが、次に会える日は来るかどうか。日本人の友達だと、いずれまた日本で会えるはず、と気楽な面があるのですが、こういうお別れは身にしみます。