おいしい牛乳を手に入れる
2010年 08月 01日
牛乳そのものを飲むわけではないので、それほどこだわるつもりもないのですが、アメリカに来て感じるのが牛乳のまずさ。それこそ、どんなスーパ—マーケットでも同じ銘柄ばかりが並び、産地はワシントン州のような西海岸もざら。高温殺菌してあるので長期保存できるのは便利ですが、せっかくの”オーガニック”もこれじゃあね、といった印象でした。
つい比べてしまうけれど、オーストリアは低温殺菌で牛乳おいしかったんですよね。その分、夏場はいたみやすくて、封を開けてみると、どろどろ〜っ(汗)、ということもしょっちゅうでしたが。
以前、美味しい牛乳がないかな、とリサーチしたときに、どうやらNY州では生乳の一般販売は認められておらず、農場との直接取引だったか農家のサポート会員になるかすると(すみませんあいまいです)無殺菌牛乳(raw milk)が手に入るらしい、とはわかったのですが、数年の滞在でそこまでするのもねぇ、とそのままにしていました。
が、何事も興味は持っておくものです。先日、ホリスティック・ヘルス・コーチのあやさんと話していたとき、彼女が最近加入したという野菜の宅配の話題から牛乳に話が及び、なんと、あやさんが無殺菌牛乳のグループに参加していることが判明。ずうずうしくお願いして、牛乳をわけてもらうことになりました!
というわけで、ある日の夕方、イーストヴィレッジのとあるバーに向かいました。なぜか、こんなバーで受け取る仕組みになっているのです。
こんな場所。全然牛乳が似合いません(笑)。
それぞれの箱に牛乳が入ってます。
1本約2リットル(ハーフガロン)で3.7ドルくらいだったかな? スーパ—のオーガニック牛乳より安いくらいの値段でした。会費などが別途あるので一概には比べられませんが。。
そして、これがその牛乳!
翌日は牛乳を堪能すべく、グラノーラが朝食でした。ふんわり甘くてやさしい味。少し室温にして飲むとよりおいしいみたい。
P子の飲みっぷりもよくて、2、3日であっという間に飲み干してしまいました。
こういうのって大量消費するものじゃなく、大切に飲むものなのでは?>P子よ。