韓国料理をごちそうに
2010年 06月 25日
車でマンハッタンまで迎えに来ていただいて、向かった先はニュージャージー。到着してみたら、瀟酒な住宅街の素敵な一戸建てでした。以前我が家にお招きしたことがあったのですが、狭い&お掃除下手の私のおもてなしだっただけに、思い出して赤面。。。。先にお招きされていたら、とてもお返しにお招きなんてできなかっただろうなぁ、汗。
私が韓国料理が好き、ということをご存じの奥様が、腕によりをかけてごちそうをつくってくださいました。
前菜各種。2番目のお料理は、豆の粉を根気づよく煮てつくるお料理だそうです(名前を聞いたけど忘れてしまいました……)。P子、このときは、ほとんど食べない時期だったのに、どのお料理もがつがつと食べ、特にこの2番目のお料理が気に入って、おかわりをもらっていました。
玉ねぎをすりおろした中に1晩漬け込んでから味つけしたという自家製カルビ。
キムチ2種。
チゲ。貝のうまみたっぷりで辛くて、素晴らしく複雑な味わいでした。
もち米に、たくさんの雑穀や豆を混ぜて炊き込んだおこわ。
デザートは、パイナップルとブラックベリー、それに韓国の伝統的なお菓子の数々。そしてコーヒー。
こちらの奥様は、前職がピアニスト。演奏旅行で来日したこともあるそうです。そのせいか、お料理の味もアーティスティックな仕上がりでした。韓国の教育熱にも話が及んだのですが、ご結婚後、韓国でピアノを教えていたときは、音大に生徒を合格させると、ご主人よりも年収が多くなった、という話にはちょっとびっくり。……日本でも同じなのかもしれませんが。
中学生の息子さん、小学生の娘さん、どちらもとてもお行儀がよく、私たちのリクエストに応じてショパンを弾いてくれたり、お兄ちゃんは数学の、妹さんはバスケットボールのトロフィーを見せてくれたり。そして、そんなお子さんたちを眺めて、とても嬉しそうなお父さんがいました(笑)。
ちなみに、兄妹ともピアノをお母さんから習ったことはなく、お兄ちゃんは幼稚園のときに1、2年ピアノ教室に通った後は独学、妹さんもお兄ちゃんの真似をしてピアノを弾くようになったとか……。無芸の私と夫はただ感心するのみでした。
P子も、とても優しくしてもらいました。楽しい時間はあっという間にすぎ、おいとまの時間になってしまったのですが、P子、車が動き出してから、お姉ちゃんの名前を繰り返し呼んで泣いてしまったほど。……次にいつ会えるか分からないだけに、ちょっと切ないものがありました。
NYにいるうちに、また遊んでもらえるといいね。
心のこもったおもてなし、どうもごちそうさまでした!
二番目の料理は中国の「涼粉(リャンフェン)」という料理に似ています。緑豆を使うのかなあ・・・。
留学時代、韓国人の人が料理するのをそばでよく見ていましたが、昔から雑穀米をよく食べるみたいですよね。韓国の食生活ってヘルシーだなあと関心しちゃいます。
料理名、韓国語を耳で聞いただけだったので記憶あいまいになってしまいました。ところてんみたいな食感で、固まりを短冊状に切って味つけしてあったのですが、涼粉も同じようなお料理なのでしょうか。
韓国料理も、一般的なイメージだとキムチと焼き肉、になってしまいますが、もっともっと奥深くてヘルシーですよね。こんなお料理が出るようなお店には当分行けそうにないので、ほんと堪能しました!