4月29日のディナー@Chez Panisse
2010年 05月 08日
というわけで、無事ディナーをいただくことができました。
置かれているだけで嬉しい、本日のメニュー。これ、コレクションしたい……。
オリーブはにんにくの風味が効いていて美味しい。P子にはいちごとオレンジのサービスがありました。甘くていい香り〜。
今回もまた、写真があまりよくないことをあらかじめお詫びしなくてはなりませんが、
アンチョビ入りヴィネグレットであえた春野菜のサラダ そら豆のトースト添え (Spring vegetable salad with anchovy vinegrette and fava bean toast)
ポテト、リーキ、ネトルの入ったクラムチャウダー(Willapa Bay clam, potato, leek, and nettle chowder)
このチャウダーはP子にほとんど取られてしまいました。私の膝に座って、上手にスープを飲む、の図。
この日のP子は、本当におとなしく、上手に食事をしてくれました。
メインは豚肉。到着直後、キッチンのグリルでは、棒に刺した肉の固まりがぐるぐる回ってました。お店の人が「キッチンが間にあうかどうか確認を」と言っていたのは、この肉のことだったのでしょう。
豚のロースト ファロ、アーティチョーク、マイヤーレモンとルッコラを添えて(Spit-roasted loinand shoulder of Becker Lane Farm pork with Anson Mills farro, artichockes, Meyer Lemon, and rocket)
このお肉はめちゃめちゃ柔らかでした。付け合わせのアーティチョークがほんのりレモンの香り、今までで一番美味しいアーティチョークだったかも。
ワインは、運転しない大人2人が軽く飲めれば、ということで、ハーフボトルを。最初にワインを、とお願いしたら、「ピノノワールはいかがですか」と言われましたが、前回の経験を踏まえつつ、ジンファンデルかシラーがいいのだけれど料理に合うかどうか、と相談した途端、サーブする人(ちなみに前回と同じ人でした)の態度が豹変。とても饒舌になってワインの説明をしてくれ、結果ジンファンデルをチョイスしました。それほど強烈ではなく、メインにも合ってとても楽しく飲むことができましたよ。……たぶん、ピノは無難な選択ということになっているのではないかと。「ほかのおすすめは?」などと一言聞いてみることをおすすめします。
いちごとタンジェリンオレンジのシャーベット シャンパンのジュレ(Strawberry and tangerine sherbets with Champagne gelee)
P子は「アイスが来るよ」と言われて楽しみにしていましたが、シャーベットだったのでがっかりしてました(笑)。シャンパンのジュレが美味でしたが、しっかりお酒の味がするので、これは食べさせらず、残念。クッキーはかりかりでシナモン入りでしたが、これはP子もよろこんでかじっていました。
食後は、コーヒーではなくハーブティーtisanにしました。ミントティー、こんなにたっぷりの葉を使っているのに、苦味が出ず、ミントのいいにおい、そしてほんのり甘みがあって、、やっぱりフレッシュなハーブを使うと違うんでしょうね。
食後はまたキッチンを見せてもらって、写真を撮ったりお店のスタッフとおしゃべりしたり。デザートを担当していた女性は「冬はずっとりんごばっかり使っていたから、いちごの甘い香りに包まれて幸せ」と言ってました。ああ、その気持ちわかる〜!
前回も楽しく食事させてもらったけれど、今回はそのときよりもっとずっと楽しく、おいしく感じられました。たぶん、これは、春まっさかりという気候、いろいろな食材が出回っていることと無縁ではなかったと思います。
到着までのバタバタぶりも、食事ですっかり洗い流したようになって、来たときよりも元気にお店を出た私たちでした。