Philipsburg Manor
2009年 07月 19日
アンティークショップめぐりを楽しんだ後は、隣町のスリーピー・ホロウにあるPhilipsburg Manorへ。隣町といっても、車で5分ほどの距離。
植民地時代、そして奴隷制度があったころの商業拠点だったというお屋敷で、いまでも水車が回り、牛や羊が飼われて、昔の面影を残しています。
母屋を見学する、40分ほどのツアーにも参加してみました。奴隷たちの仕事や生活、イギリス本国と、またアフリカやカリブの植民地との物流や人の流れについて、など、なかなか興味深い話が聞けました。P子は、ほとんど抱っこでおとなしくしていてくれました。
ガイドツアーの後は、敷地内をのんびり散歩。
水車小屋のなか。この日は水車は回っていませんでしたが、いまでも、ここでトウモロコシ粉などがひかれているようです。お土産用に売られていました。
ここで働く人たちは、皆こんなコスチューム。時間がゆっくり流れるような錯覚を覚えます。
薬用に天日干しされていたマリゴールド。
にゃんこ。
1時間半ほどいたはずなのに、写真、あまり撮っていませんでした。
ここはまた、これまた有名なカイカット邸 Kykuitという、ロックフェラー家の豪邸に行くツアーの出発点でもあります(←後日記:事実誤認があり訂正しました)。 建物、庭園も素晴らしければ、ピカソのタペストリーシリーズをはじめ、イサム・ノグチ、ウォーホル、ムーア、カルダーなどの作品がいたるところにあるということで、ほんとはタリータウン(というかスリーピーホロウ)に来たら必見!の場所なのですが、見学は3時間のツア−のみ、ということで私たちは行くのを見送りました。
もうひとつ、この近くにはユニオンチャーチという教会があって、マティスのステンドグラスが有名(亡くなる2日前に仕上げた最後の作品だとか)なのですが、そこも行き損ねました。
まあ、子連れ旅行はそんなものですが、もっと身軽に行動できる方は、この2つには是非どうぞ〜(って行ってないけど、笑)。